鈴木聡一郎の今夜もツクねん

最高位戦日本プロ麻雀協会の観戦記者、鈴木聡一郎です。天鳳IDは「つくねん」です。 主に観戦記に関することを書いていきます。 昨夜もツイてました。そして、今夜もツクねん。 ※観戦記集をまとめました→ http://luckytsukunen.blog.fc2.com/blog-entry-34.html

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鈴木サバイバルでのやらかし

鈴木サバイバルで、いきなりやらかした局。

中をポンしてフリテンテンパイ後、9pで優さんのホンイツに3900放銃した局面。

これ、意識の中で、一番ヤバイのは東家たろうさんの押しだった。
中ツモ切りでテンパイを確信し、打点は5800~12000だと思ってた。
なお、チートイツとは思っていなかった。
自分の中で、たろうさんの河の偏りから、最有力はこの2つ↓
1. マンズのイッツー出来合いの6s9sまたはカン8s(5sは中ツモ切り前に自分で通してる)
2. ピンフで77889sの高めイーペーコー(次点で77899s)

ダマ押しの理由はこれぐらいかなと。
ラス押し付け合いのこのルールでは、マンズ待ちで高目イッツーでのダマテンもありえるけど、やっぱり自分の中ではたろうさんなら69sかカン8s寄りの感覚。

9pは優さんに当たるかもしれないけど、ホンイツとは思っていなかったから、1000か2000だと思っていた。
何しろ最悪なのがたろうさんへの放銃なので、それだけは避けようと思った。

そして、その6sを引いてしまい、9pで3900。
やっちまった。
ノーテン罰符考えれば、2000までなら許容範囲なんだけど、3900は高すぎた。
これ、優さんのシャンポンまでは見えても、同じ局面もう1回きてもホンイツには見えなさそうだな。
相当うまくいって、ドラとのシャンポンのほうがまだあり得ると思ったけど、たろうさんがドラ1枚は使ってる想定だから、自分の1枚と合わせて、優さんトイツは薄いかなと思ってた。

実際は、たろうさんがチートイツドラ2だった。
全く合ってない(笑)

修行して戻ってきます!!

ちなみに、3フーロで優さんのオヤリーに押したやつは、リーチ前の間から、ほぼ2900だと思ってた。
ただ、このルールの性質を考えれば5800もあり得た。それは反省。
5800に気づけていれば、通りそうな7pトイツ落としだった。
あと、これ、ルール上、そもそも鳴き始めないほうがいいかも??それも検証してみようかな。

とにかく面白いルールだと思ったんで、またこのルールで打てたらいいなあ(*´ω`*)
ご視聴いただき、ありがとうございました!
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  1. 2017/03/16(木) 06:43:20|
  2. 競技麻雀
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「オリから入ると絶対に弱くなるんだよ」鈴木たろうの『迷わず強くなる麻雀』ができるまで 第6話(最終話)

増頁
書きたいことを書き切るには、どうしてもページ数が足りず、32ページ(通常、ページ数は16の倍数)の増頁を担当のIさんに打診した。
Iさん「難しいかもしれませんが、入りきらないんじゃしょうがないですね。なんとかしますんで、224ページで進めてください!」
その結果、購買部、印刷所など多方面に協力いただき224ページに増頁された。
本当にありがたかった。

完成
発売日2017年3月15日の約1ヶ月前、ようやく全ページを入稿する。
全てを書き終えたとき、少しうるっときた。
「10年か。。。長かったな。この本が10年前に出ていれば、今出ている本の基礎をもっと作ってあげられたのにな」
涙の理由の多くは、申し訳なさだったと思う。


挿絵
入稿の2週間ほど前、挿絵をNMB48の三田麻央さんが描いてくださることになった。たろうとは、りりぽんのトップ目とったんで!で共演中。
多忙の中をタイトなスケジュールで描いていただいた。ありがたい。しかも、挿し絵がすごくかわいい!それだけでも見てほしいぐらいだ。


表紙
挿絵から遅れること1週間、色付けなども必要になる表紙は、イラストレーターのふゆつみ千明さん(日本プロ麻雀協会)にお願いした。
お絵かき放送とか観たことあるけど、ほんとすごい。早くてきれい。魔法みたいだった。
ふゆつみさんにも、タイトなスケジュールで描いていただいた。感謝だ!



そして、帯。
これは、サイバーエージェントの藤田社長が書いてくださった。
コメントが端的でわかりやすい。さすがすぎるだろ!と思った。
そして、たろうのことよく見てるなあと。
競技団体にいても、「たろうの基礎がしっかりしていること」には目を向けなさがちで、トリックプレーだけを真似する若手が多いと感じる。
藤田評のような見方をできていない人は多くいる。そこへきての、この本質を射抜くコメント。
本当にありがとうございました!


転職
実は、このバタバタした最中、私は2月1日付けで会社を変えている。
増頁のひと悶着辺りだw
あの上司がいる会社を離れ、新たな環境で挑戦することとした。
転職先で初日にライター業の兼業申請をする。
すると、人事総務のおねえさん、上司、社長までもが、全力で応援してくれたのである。
「がんばれよ!」
「本、出たら買うんで絶対持ってきてください!」
なんて良い人たちなんだ。
前の会社も好きでしたが、今の会社、ほんと大好きです!

見本
そして、一昨日、ついに見本が届いた。
これが明日3月15日、全国の書店に並ぶ。
持つ手も少し震えた。
「これを作るために観戦記者やってきたんだもんな」
最近ないタイプの麻雀本であるため、批判もけっこうあると予想している。
まず、基本的には考え方しか書いておらず、今の若者たちが欲するような直接の答えが書かれていない。
若者の中には、「で?」となる人もいるだろう。
それでも、私たちはこの本が必要だと思っている。

私に限った話で言えば、散々ヘビーユーザー層向けの観戦記ばかりを書いてきた身だ。
観戦記を書くにあたり、いったんライトユーザーには目をつぶってきたのである。
しかし、この本で、観戦記では届かなかったライト層に届くものを作ることが叶った。
私の中では、これでようやく、観戦記者としての第1章完結である。

あとは、この本が売れるのか売れないのか。
発売前には、上記のように、「売り方」(How)ばかりが目につくと思われる。
しかし、それは、「中身」(Why、What)に自信があることの表れだ。
中身に自信がなければ、たろうはきっと藤田社長に帯コメントを頼むはずもなく、イラストだって三田さん・ふゆつみさんには頼まなかっただろう。
だから、まずは立ち読みでいい。
とにかく読んでほしい。

そこには、鈴木たろうというトッププロの、現在流行りの「先手を取れ!取れなかったらとにかくオリろ」というオリから入る方法論への反論と、初級者はこう学ぶのが正しいと感じる信念が置いてある。

それはきっと、この本を戦術本ではなく、戦略本たらしめる要素なのではないかと思うのである。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
それでは最後は、この本の重要な主張であるとともに、たろう本プロジェクトを完遂できた要素で締め括るとしよう。

「オリたら負け」
やはり、これに尽きる。




  1. 2017/03/14(火) 17:30:00|
  2. 麻雀本
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「企画通っちゃいました」鈴木たろうの『迷わず強くなる麻雀』ができるまで 第5話

通過
本社企画会議から帰ってきたIさんから着信。
Iさんが口を開く。
「通らなかったら3回ぐらい再挑戦しようと思ってたんですけどね。いきなり通っちゃいました(*´ω`*)なんか、麻雀ってワードには反応良くて」
ガッツあふれるIさんに敬礼!
晴れて持ち込みに成功した瞬間だった。
これでまた本を作れる。
心が踊った。

功績
ところで、講談社が麻雀に反応が良かった理由として、凸さんや片山先生の功績が大きいようだった。
ぎゅわんぶらあ自己中心派の関係者とか、確かに今ちょうど偉い世代なのかもしれないな、とふと思う。
功績を残してくれた先人たちのおかげで、本が書ける。
片山先生にはお会いしたときに伝えたのだが、本当にありがとうございます!

苦戦
晴れて執筆を始めたものの、選択した会話文形式に想定より時間がかかっていた。
秋は、たろう・私ともにちょうど時間が取れなかった時期だったこともあり、冬の初稿入稿日を7割程度の進捗で迎えた。実に、3割もの遅れである。
そこで、「ギリギリにならないと本気を出さない男」=「ギリギリになると本気を出す男」鈴木たろうが立ち上がった。
「これ、ヤバイよね?・・合宿だ!」

超過
2日間の合宿ですべて作り切ることを目標とした私たちは、たろう家にこもってひたすら書いた。
手分けして書いた。
朝日がのぼっても書いた。
その甲斐あり、なんとか作り切ることに成功。
しかし、問題も起きた。
書きたいことを全部書こうとすると、想定の192ページにどうしても収まらなかったのである。
印刷所は192ページで資材を発注しているし、講談社購買部もそのつもり。ここからページ数を増やすのは、かなり高いハードルに見えた。
印刷開始のわずか1ヶ月前のことである。

つづく
  1. 2017/03/14(火) 10:30:00|
  2. 麻雀本
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「担当部署が決まりました」鈴木たろうの『迷わず強くなる麻雀』ができるまで 第4話

持ち込み2
2時間で企画書を書き上げ、講談社のOさん(編集とは全く異なる部署)にプレゼンした。
いくつかの質問の後、Oさんが口を開く。
「わかりました。面白そうですね!とりあえず、社内でやりたい部署があるか聞いてみますね!」
かくして、持ち込み第2弾は保留という結論となった。

挙手
1ヶ月ぐらい経ったころだったろうか。Oさんから連絡がきた。
「担当部署が決まりました!講談社ビーシーという、おとなの週末とかベストカーとかを出している子会社になります。そこが、ぜひと手を挙げました」
おおっ!
持ち込み第2弾もなんとか突破したことに、胸をなでおろした。

担当
私とたろうの2人は、江戸川橋にある講談社ビーシーに挨拶に行った。
手を挙げてくれた担当編集のIさんは、いわゆる麻雀エンジョイ勢。年に数回打つ程度だそうだ。
しかし、麻雀番組はよく観ているようで、鈴木たろうのキャラはよく知っていた。
これは案外良いチームかもしれない。初級者というターゲット読者が、編集担当者としてすぐ横にいてくれるのは心強いなと素直に思った。

関門
持ち込み成功に見えたのだが、実はそうとも言いきれなかった。
講談社から本を出すには、たとえ子会社からであっても本社の企画会議を突破しなければならないからだ。
企画が通るかどうか、傾向としては当然辛め。
そんな会議に、Iさんが向かった。

つづく
  1. 2017/03/14(火) 01:00:00|
  2. 麻雀本
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「連載は終了です」鈴木たろうの『迷わず強くなる麻雀』ができるまで 第3話

終了
順調にコラムを連載していった私たちだったが、半年経ったころ、Kさんから告げられた。
「残念ながら、連載は終了です。たろうさんには、初級者向けではなく上級者向けのコラムを書いてもらいたいというのが編集部の意向です。力及ばずすみません」
いや、すみませんはこっちのセリフだ。
ここまできて振り出しに戻るのか。。。おれがもうちょっと面白くできてれば、という申し訳なさと悔しさでいっぱいになった。

相談
竹書房の判断はもっともだと思った。
近代麻雀という媒体の性質上、初級者向けコラムは少なくていいはず。
となると、鈴木たろうが担当する構想にはならないだろう。
しかし、私たちの想いとしては、どうしても初級者が読める本を作りたかった。
ある観点に絞った本や上級者向けの戦術本は多くあるが、その土台となるはずの「麻雀に対する考え方」をしっかりと書いた本がほぼないと思っていたからだ。
そこで、Kさんに相談を持ちかけた。

快諾
私「相談なんですけど、今まで連載した原稿って、他の出版社に持ち込んだりしてもいいものですか?」
Kさん「それは問題ないです!むしろ、できるならぜひ!今回はこちらこそ続けられず申し訳ありませんでしたので」
業界慣行は知らないが、竹書房のこの快諾には本当に感謝しかなかった。

蜘蛛の糸
とはいえ、持ち込み先のアテがあるわけでもなく、どうしようかなと思っていた。
そんな矢先、会社にて。
上司「こないだ講談社の人とセミナーで知り合ってさあ。今日飲むんだよね」
直感した。
これだ!
私「あ、ぼくも行っていいすか?つーか、仕事の話終わったら、麻雀本の企画書出していいすか?」


快諾2
そんな提案、普通許可されない。
それがサラリーマンてものだろう。
お客様になるかもしれない人に、いきなり私用の提案など論外だ。
しかし、上司の反応は全く逆だった。
上司「おお、いいね!面白いから持ってこーぜ!企画書できてんの?まだ?じゃー、今から書いちゃいなよ」
私「マジすか!?あざっす!」
先日の竹書房に引き続き、この快諾がなければ、何も動くことはなかっただろう。
私は、企画書作成にとりかかった。

つづく
  1. 2017/03/13(月) 16:00:00|
  2. 麻雀本
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